2016年10月19日水曜日

HoI4: フランス AAR 第6章 戦争へ、戦争へ



オランダでの戦いに決着がつくと、ジュアン将軍麾下の第1軍自動車化部隊は依然苦戦を続けるイラン戦線に援軍として派遣される。その間、ドイツからはさらなる不穏な知らせが届く。ドイツはウィーンのナチ党員らにクーデターを起こさせ、オーストリアを無血併合したのだという。これもまた、ドイツはオーストリアと合併してはならないと取り決めたヴェルサイユ体制に対する挑戦であった。もはやドイツとの戦争は避けられまい。タッシニー将軍麾下の第2軍は新たなフランスの土地であるライン川低地とドイツとを隔てる国境線の守りにつく。

2016年10月12日水曜日

HoI4: フランス AAR 第5章 人類連合

委員会の事実上の宣戦布告から、その日のうちに第1軍、第2軍がベルギー領内へ、第3軍がイラク領内への侵攻を開始した。緒戦の戦果はめざましいものであった。


第1軍を率いるアルフォンス・ジュアン将軍が考案した、歩兵と砲兵の援護のもとに軽戦車と自動車化歩兵が連携して敵領内の奥深くへと迅速に進撃する電撃戦術は、まさに守るべき主要都市が目前にあるベルギーのような国を相手にするにあたって見事な効果を発揮した。

2016年10月6日木曜日

HoI4: フランス AAR 第4章 武装せるフランス

目次

1937年3月。委員会は声明を発表する。それは「フランスは近隣の友邦をファシストおよび帝国主義者より保護する」ことであった。より具体的に示したところでは、近隣の友邦とはベルギー、オランダ、イラクおよびイランの4国についてが特に言及されていた。ベルギー・オランダは明日にもドイツの脅威に飲み込まれんとしている。イラクは存在そのものが英国および第三共和政フランスの帝国主義政策の犠牲物のような国家だ。イランは大国だが、立憲革命以来動揺が続き、南方からは英国資本の侵略を受け、北方からはボリシェヴィキに幾度も武力干渉されている。おそらくこのままではイランも東西の隣国のごとく帝国主義の手に落ち、英露の手により南北に分割されるだろう。友愛の精神にもとづきこれら4国を保護することは、帝国主義と決別した第四共和政フランスの神聖なる義務であると主張したのだった。
政治点が200貯まったら4国同時にCB作成。CBは並行して一斉に作るのがゲーム的なコツ

2016年10月5日水曜日

失敗に終わった「実験」の例 Scapeland

「一見(コンセプトアートなどから素直に想像)すると普通のゲームだが、実は隠された大きな秘密が……」といった感じで本筋を大胆にひっくり返すプロットは、どうも最近インディーゲーム界隈の隅っこのほうで静かに流行しているらしい。代表的な例としては Dr. Langeskov, The Tiger, and The Terribly Cursed Emerald: A Whirlwind Heist と Pony Island の2作だろうが(後者は筆者未プレイですが)、これらはあくまで成功した例だ。成功している限りにおいてはゲームがどのような展開をとろうとそれこそがそのゲームの本質なのであり、文句を言われる筋合いはない。とはいえ、それが失敗したら……それはまた結論が違ってくるだろう。

どうだろう、このほのぼの農場感あふれるバナーは